GLAMのアクセサリーは錆びる?変色やつけっぱなしの真実を徹底検証

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ゴールドのネックレスとリングの横に疑問符が浮かんでいる、GLAMアクセサリーの変色や錆びに関する検証記事のアイキャッチ画像

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SNSやインフルエンサーの間で話題になっているアクセサリーブランド「GLAM」。

プチプラとは思えない洗練されたデザインと「つけっぱなしOK」というキャッチコピーに惹かれて、購入を検討している方も多いのではないでしょうか。

しかし、ネットで検索しようとすると「GLAM アクセサリー 錆びる」という不穏なキーワードがサジェストされて、一気に不安になってしまった…という経験、ありませんか?

「GLAM 錆びる」と表示され、購入を迷っているユーザーの不安な心理を表したイメージ

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「安いからやっぱりすぐに変色しちゃうのかな?」「お風呂に入ったら一発でダメになるんじゃ…」そんな疑問を抱くのは当然のことです。特にアクセサリーは肌に直接触れるものですから、錆びや変色は見た目の問題だけでなく、衛生面やアレルギーの観点からも絶対に避けたいポイントですよね。

実は私自身も、過去にネットで見つけた安価なゴールドネックレスを一週間つけっぱなしにしていたら、首元が緑色に変色してしまい、悲しい思いをした経験があります。だからこそ、皆さんが抱える「失敗したくない」という気持ちが痛いほどよくわかります。

そこで今回は、GLAMのアクセサリーが本当に錆びるのかどうか、素材の科学的な特性や実際のユーザーの声を徹底的に検証しました。

この記事では、単なる「錆びないらしいよ」という噂レベルの話ではなく、冶金学的な根拠に基づいた素材の解説から、長持ちさせるための具体的なプロトコルまで、どこよりも詳しく解説していきます。これを読めば、もう「錆び」に怯えることなく、自信を持っておしゃれを楽しめるようになるはずです。

この記事を読んでわかること

  • GLAMという名前のブランドには種類があり素材や錆びやすさが全く違うこと
  • 話題のサージカルステンレス316Lが水や汗に強く錆びにくい科学的な理由
  • お風呂や温泉に入るときにアクセサリーを外すべきかどうかの明確な基準
  • お気に入りのゴールドの色味を長く保つための簡単で効果的なお手入れ方法
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GLAMのアクセサリーは錆びる?素材別の真実

「GLAMのアクセサリーを買ったら錆びた!」という口コミを見かけたとき、まず疑うべきは「そのGLAMは、どのGLAMなのか?」という点です。

実は、日本国内には「GLAM」という名前を冠するアクセサリー関連の事業者が複数存在しており、それぞれが全く異なる素材を使用しています。

ここを混同してしまうと、期待していた耐久性が得られないというミスマッチが起きてしまいます。

glamtokyo等の違いと錆びやすさの比較

インターネット上で「GLAM」と検索してヒットするブランドは、大きく分けて3つの全く異なるタイプに分類されます。これらは運営会社もコンセプトも、そして何より「錆びに対する耐性」も天と地ほどの差があります。まずは自分が気になっている商品がどれに当てはまるのか、しっかりと見極めることが重要です。

一つ目は、InstagramなどのSNS広告でよく目にするD2Cブランド「GLAM. (glamtokyo)」です。このブランドの最大の特徴は、主力素材に「サージカルステンレス316L」を採用していること。金属アレルギー対応やつけっぱなし可能な耐久性を売りにしており、価格帯も手頃な「プチプラ高見え」路線です。今回、私たちが主に検証対象としている「錆びにくいGLAM」は、まさにこのブランドを指します。

二つ目は、山梨県甲府市に拠点を置く「+GLAM (Plus Glam)」です。こちらはK10(10金)や天然石を使用した、より本格的なジュエリーブランドです。デザイン性が高く素敵ですが、素材としてのK10は純金に比べて銅や銀の含有率が高いため、汗や温泉成分に反応して変色(ターニッシュ)するリスクがあります。「サージカルステンレスだと思って買ったら10金だった」という間違いは少ないかもしれませんが、メンテナンスフリーを期待するとギャップを感じるかもしれません。

そして三つ目が、鎌倉などで指輪制作体験も行っている「Gram」というショップです。こちらの主力素材は真鍮(ブラス)やシルバー925です。真鍮は銅と亜鉛の合金であり、非常に酸化しやすい金属です。アンティークのような風合いや経年変化(エイジング)を楽しむのがコンセプトであり、むしろ「錆びることを楽しむ」素材と言えます。しかし、輝きを維持したい人にとっては、頻繁な磨き直しが必要な「手のかかる子」でもあります。

このように、同じ読み方のブランドでも素材特性はバラバラです。以下の表にそれぞれの違いをまとめましたので、購入前に必ずチェックしてください。

GLAM.(サージカルステンレス)、+GLAM(K10)、Gram(真鍮)の主力素材、錆びリスク、推奨スタイルをまとめた比較表

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ブランド表記 主なドメイン 主力素材 錆び・変色のリスク 推奨スタイル
GLAM. glamtokyo.jp サージカルステンレス316L 極めて低い つけっぱなし・機能性重視
+GLAM plus-glam.co.jp K10YG, 天然石 中程度(環境による) デザイン重視・ジュエリー
Gram gram-onlineshop.com 真鍮, Silver925 高い(手入れ必須) 経年変化・クラフト愛好

もしあなたが、「ズボラだから手入れはしたくない」「お風呂も寝るときもずっとつけていたい」と考えているなら、選ぶべきは間違いなくglamtokyoのサージカルステンレス製品です。逆に、「手間をかけて金属を育てたい」という方以外は、真鍮素材などを選ぶと「すぐに錆びた!」という不満につながる可能性が高いので注意しましょう。

サージカルステンレスは本当に錆びないか

それでは、GLAM. (glamtokyo)が採用している「サージカルステンレス316L」という素材について、科学的な視点からその実力を解剖していきましょう。「ステンレス」という言葉は英語で「Stainless Steel」、つまり「Stain(汚れ・錆び)がless(少ない)Steel(鋼鉄)」という意味を持ちます。決して「錆びない(No Stain)」ではないのですが、実質的には日常生活において最強クラスの耐食性を誇ります。

一般的なステンレス(スプーンやフォークに使われるSUS304など)と、サージカルステンレス(SUS316L)の決定的な違いは、「モリブデン」というレアメタルが添加されているかどうかにあります。このモリブデンが加わることで、ステンレス表面に形成される「不動態皮膜(ふどうたいひまく)」という保護バリアが劇的に強化されます。

不動態皮膜とは、厚さがわずか数ナノメートル(100万分の3ミリ程度)の極めて薄い酸化クロムの膜です。この膜は非常に緻密で、酸素や水分を遮断し、内部の鉄が錆びるのを防いでいます。さらに凄いのが、もし表面に傷がついても、空気中の酸素と反応して瞬時に皮膜が再生する「自己修復機能」を持っている点です。

サージカルステンレスの表面にある不動態皮膜が酸素と結びつき、傷を自己修復して錆びを防ぐメカニズムの図解

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316Lの「L」の意味
316Lの「L」は「Low Carbon(低炭素)」を意味しています。炭素量を極限まで減らすことで、金属の結晶構造が安定し、加工時や長期間の使用における腐食(粒界腐食)を防ぐことができます。これが、医療用メスやインプラントなどの体内埋め込み器具にも使われる所以です。

この強力な不動態皮膜のおかげで、サージカルステンレスは汗や雨水程度ではビクともしません。鉄が赤く錆びてボロボロになるような現象は、通常のアクセサリー用途ではまず起こり得ないと言って良いでしょう。ただし、絶対に錆びないわけではありません。特に塩化物イオン(塩分)の濃度が高い環境や、特定の化学薬品に長時間さらされると、この無敵のバリアも破られることがあります。

より詳しいステンレスの耐食性のメカニズムについては、専門機関の資料も参考になります。
(出典:ステンレス協会『ステンレスの耐食性』

ネックレスが変色する原因と黒ずみの正体

サージカルステンレスの耐食性が証明されたところで、気になるのがネット上の「変色した」「黒ずんだ」という口コミです。「錆びないはずなのになぜ?」と思いますよね。実は、これらのトラブルの9割以上は、金属自体の腐食(錆び)ではなく、「表面に付着した汚れ」が原因なんです。

私たちは普段、日焼け止め、ハンドクリーム、ヘアオイル、香水、ファンデーションなど、様々な油分や化学物質を肌に塗っています。ネックレスや指輪は常にこれらと接触しており、時間の経過とともに、これらの油分が皮脂や空気中のホコリと混ざり合い、金属表面に薄い膜を作ります。

この汚れの膜が蓄積すると、光の反射が遮られたり乱反射したりして、金属本来の輝きが失われます。これが「色がくすんだ」「変色した」ように見える正体です。

チェーンのコマに詰まった皮脂汚れの拡大図。錆びではなく物理的な汚れであることを示す比較画像

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特にゴールドカラーのアイテムは、表面の油膜が酸化して茶色っぽく見えることがあり、これを「錆び」と勘違いしてしまうケースが非常に多いのです。

また、ネックレスのチェーンのコマとコマの間や、石座の裏側などは、物理的に汚れが溜まりやすい場所です。ここが黒く見えるのは、単純に「垢(あか)」や「石鹸カス」が詰まっているだけということも珍しくありません。

シルバー製品の「硫化」との混同
シルバー925などの銀製品は、空気中の硫黄成分と反応して「硫化(りゅうか)」し、化学的に黒く変色します。これは汚れではなく化学変化なので、磨かないと落ちません。しかし、サージカルステンレスは硫化しません。つまり、ステンレス製品の黒ずみは「化学変化」ではなく単なる「物理的な汚れ」であるため、洗えば落ちる可能性が高いのです。

「変色したかも?」と思ったら、諦めて捨てる前に、まずは中性洗剤でしっかりと洗ってみてください。驚くほど輝きが戻ることがありますよ。

ゴールドのコーティングは剥げるか検証

GLAM.の魅力の一つは、ゴールドやピンクゴールドといったカラーバリエーションの豊富さです。しかし、ステンレス自体の色は銀色(シルバー色)ですので、これらの色は表面処理によって着色されています。「メッキはすぐに剥がれて安っぽくなるから嫌だ」と敬遠される方もいるでしょう。

ここで重要になるのが、GLAM.製品の多くに採用されている「PVDコーティング(物理蒸着法)」という技術です。従来の安価なアクセサリーに使われている「金メッキ(GP / 湿式メッキ)」は、電気を使って金属をプールの中で付着させる方法で、被膜が柔らかく、摩擦によって簡単に剥がれてしまう弱点がありました。

一方、PVDコーティングは、真空状態の装置の中でチタンなどの金属をプラズマ化し、高速で素材表面に衝突させて蒸着させるハイテク技術です。

剥がれやすい従来の金メッキと、原子レベルで結合し高硬度を実現したPVDコーティングの構造比較イラスト

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この方法で形成される被膜(窒化チタンなど)は、以下のような圧倒的なメリットがあります。

  • 超高硬度:セラミックス並みの硬さを持ち、擦り傷に非常に強い。
  • 高密着性:素材の原子レベルで結合するため、ペリッと剥がれることがない。
  • 生体適合性:コーティング成分自体も金属アレルギーを起こしにくい。

実際に、高級腕時計の黒色やゴールド色のモデルにも、このPVD技術が使われています。それだけ信頼性が高く、耐久性のある技術なのです。「剥げる」か「剥げない」かで言えば、日常使いの摩擦レベルでメッキのようにポロポロと剥がれることはまずありません。

ただし、何年にもわたって毎日着用し、砂壁に擦ったり、他の金属とぶつかり合ったりすれば、物理的に摩耗して薄くなることはあります。それでも、その減り方は非常にゆっくりで、ある日突然下地が見えるような剥がれ方はしません。数千円のプチプラアクセサリーでこのPVD技術を採用していること自体が、実はものすごいコストパフォーマンスだと言えるのです。

つけっぱなし利用者の評判と口コミ評価

理論上のスペックだけでなく、実際にGLAM.(glamtokyo)のアクセサリーを長期間愛用しているユーザーのリアルな声も分析してみましょう。SNSやショッピングサイトのレビューを数多く調査した結果、やはり「耐久性」に関しては驚くほど高い評価を得ていることがわかります。

肯定的な評価

最も多いのは、「本当につけっぱなしでも大丈夫だった」という感動の声です。「ズボラでお風呂も寝るときもつけっぱなしだけど、半年経ってもキラキラのまま」「金属アレルギー持ちで、夏場はネックレスを諦めていたけれど、これは全く痒くならなかった」といった、機能面での満足度が非常に高い傾向にあります。特に、汗をかくジムでのトレーニング中や、家事の水仕事中でも気にせず着けられる点は、現代の忙しい女性たちにとって大きなメリットとなっているようです。

否定的な評価とその分析

一方で、マイナス評価も存在します。その多くは「思っていたより軽くて、質感がおもちゃっぽい」というものです。サージカルステンレスやチタンは、プラチナや金(K18)に比べて比重が軽いため、重厚感を求める人にとっては「軽すぎる=安っぽい」と感じられることがあります。また、PVDコーティングのゴールド色は、本物の18金に比べるとやや色味が暗かったり、逆に光沢が強すぎたりと、微妙な色合いの違いを指摘する声もあります。

また、「すぐに壊れた」というレビューの中には、チェーンそのものの錆びではなく、留め具(カニカン)のバネ部分の不具合や、丸カンの閉じが甘くて外れてしまったという物理的な破損が含まれています。これは素材の耐食性というよりは、製造工程や検品の課題と言えるでしょう。

総じて、「錆び」や「変色」に関する不満は極めて少なく、あったとしても前述のような汚れの付着や、他ブランド(真鍮製品)との混同であるケースが散見されました。正しく製品を選び、最低限のケアをしていれば、ユーザー満足度は非常に高いブランドであると判断できます。

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GLAMのアクセサリーが錆びるのを防ぐ完全対策

ここまで読んで「GLAMなら大丈夫そう!」と安心した方も多いと思いますが、油断は禁物です。

いくら耐久性の高いサージカルステンレスといえども、使用環境によっては劣化を早めてしまうことがあります。

ここからは、お気に入りのアクセサリーを一年でも長く、新品同様の輝きで楽しむための「完全対策マニュアル」を伝授します。

お風呂や温泉での使用可否と劣化リスク

「つけっぱなしOK」という言葉を鵜呑みにして、あらゆるシーンで着用し続けるのはリスクがあります。特にお風呂と温泉については、明確な使い分けが必要です。

自宅のお風呂はつけっぱなしOKだが、硫黄成分を含む温泉は変色の原因となるためNGであることを示すイラスト

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まず、ご家庭のお風呂(水道水)であれば、着用したままでも基本的に問題ありません。日本の水道水は中性であり、ステンレスの不動態皮膜を破壊するほどの腐食性はありません。シャンプーやボディーソープが付着しても、最後にしっかりとシャワーで洗い流せば大丈夫です。むしろ、お風呂で一緒に洗ってあげることで、皮脂汚れが落ちて綺麗になるというメリットさえあります。

【絶対NG】温泉では必ず外してください!
温泉は全くの別物です。特に「硫黄(イオウ)」成分が含まれる泉質や、草津温泉のような強酸性の温泉は要注意です。ステンレス自体は硫化に強いですが、PVDコーティングの微細な隙間から成分が入り込んだり、クラスプ(留め具)内部のバネなどの部品が腐食したりするリスクがあります。また、温泉成分によってはコーティングの色味が変質することも考えられます。「温泉地ではアクセサリーを外す」を鉄則にしましょう。

また、家庭用入浴剤の中にも「別府温泉の素」のように硫黄成分(湯の花など)を含むものや、発汗作用を高めるための高濃度の塩分(バスソルト)を含むものがあります。これらを使用する場合も、念のため外しておくのが賢明です。

海やプールの塩素による腐食を防ぐ方法

夏のリゾートシーン、海やプールでもアクセサリーを楽しみたいですよね。サージカルステンレス316Lは「Marine Grade(マリングレード)」とも呼ばれ、海水への耐性も比較的高い素材ですが、完全に無敵ではありません。ここでの最大の敵は「乾燥による濃縮」です。

プールの水には消毒のために次亜塩素酸ナトリウム(塩素)が含まれています。また、海水には約3.5%の塩分が含まれています。泳いでいる最中は水流があるので問題ありませんが、水から上がった後、アクセサリーについた水分が蒸発していく過程で、表面に残った塩素や塩分の濃度が急激に高まります。

この高濃度の塩分などが長時間付着し続けると、不動態皮膜の特定の部分だけを集中的に攻撃し、微細な穴を開ける「孔食(こうしょく)」という現象を引き起こす可能性があります。これが見た目には小さな黒い点や錆びに見えるのです。

対策はシンプルです。「海やプールから上がったら、すぐに真水で洗い流すこと」

海水浴やプールの後はすぐに真水で洗い流し、水分を拭き取ることで塩害や塩素による劣化を防ぐ手順

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そして、濡れたまま放置せず、乾いたタオルで水分を拭き取ること。この「洗浄と乾燥」のセットさえ守れば、サージカルステンレスは夏のアクティビティでも十分にその耐久性を発揮してくれます。

金属アレルギー対応と汗の影響について

汗をかく季節になると、ネックレスのチェーンが当たる首元が赤く腫れたり痒くなったりする…そんな金属アレルギーの悩みを持つ方にとって、GLAMのサージカルステンレスは救世主となり得ます。では、なぜ316Lは汗に強いのでしょうか。

金属アレルギーは、汗に含まれる塩素イオンなどの作用によって金属が溶け出し(イオン化)、それが皮膚のタンパク質と結合してアレルゲンとなることで発症します。真鍮や安価な合金はイオン化しやすいため、すぐにアレルギー反応が出ます。しかし、サージカルステンレス316Lは、前述の強固な不動態皮膜のおかげで、金属イオンの溶出が極限まで抑えられています。

人間の汗は弱酸性(pH4〜6程度)ですが、この程度の酸性度では316Lの皮膜はビクともしません。スポーツジムで大量に汗をかいても、サウナに入っても(※サウナは金属が熱くなって火傷する危険があるので外すべきですが、腐食の観点では)、金属成分が溶け出す心配はほとんどありません。

ただし、アレルギーには個人差があり、「ニッケルフリー」と言えども、316Lには組成としてニッケルが含まれています(溶け出しにくいだけで入ってはいます)。極度のニッケルアレルギーをお持ちの方は、稀に反応することがあるかもしれません。初めて着用する際は、短時間から試してみるなど、慎重に様子を見ることをおすすめします。

輝きを保つための簡単なお手入れ方法

サージカルステンレスは「メンテナンスフリー」と言われることが多いですが、それは「錆び取り作業が不要」という意味であり、「掃除が不要」という意味ではありません。日々のちょっとしたケアで、PVDコーティングの輝きは何倍も長持ちします。

私が実践している、誰でもできる簡単3ステップケアをご紹介します。

アクセサリーを長く愛用するためのメンテナンス方法。1.拭く(毎日)、2.洗う(時々)、3.乾かす(重要)の3ステップ解説

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  1. 拭く(Everyday):
    外した後は、眼鏡拭きやマイクロファイバークロスなどの柔らかい布で、サッと乾拭きします。これで表面の汗や皮脂を取り除くだけで十分です。ティッシュは繊維が荒く傷の原因になるので避けましょう。
  2. 洗う(Sometimes):
    くすみが気になったり、汗を大量にかいた日は、水洗いをします。汚れがひどい場合は、コップにぬるま湯を入れ、中性洗剤(台所用洗剤)を数滴垂らして薄めた液の中で、優しく指で撫で洗いします。チェーンの隙間は柔らかい筆などで洗うと綺麗になります。
  3. 乾かす(Important):
    真水で洗剤をしっかりすすいだ後は、タオルで水分を吸い取り、風通しの良い場所で完全に乾かします。水分が残ったまま密閉容器にしまうのが一番良くありません。

【やってはいけないこと】
シルバー磨きクロス(研磨剤入り)の使用: PVDコーティングを削り取ってしまいます。
漂白剤やカビキラーの付着: 強力な酸化剤はステンレスでも腐食させます。
硬いブラシでのゴシゴシ洗い: コーティングに微細な傷がつきます。

まとめ:GLAMのアクセサリーは錆びる心配が低い

ここまでGLAMのアクセサリーについて、素材の科学的特性から口コミ、メンテナンス方法まで詳しく検証してきました。

結論として言えるのは、「glamtokyoなどが扱うサージカルステンレス製品であれば、日常使いにおいて錆びる心配は極めて低い」ということです。

ゴールドのチェーンとリングに「OK」を示す大きなチェックマークと、サージカルステンレス製品なら錆びの心配が不要であるという結論を記した解説画像

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もちろん、高級ジュエリーのような資産価値はありませんし、使い方を誤れば劣化することもあります。しかし、数千円という価格帯で、水や汗を気にせずつけっぱなしにでき、金属アレルギーのリスクも低いというパフォーマンスは、他の素材(真鍮や安価な合金)と比較しても圧倒的に優れています。

「プチプラでも長く使えるものが欲しい」「ズボラだけどおしゃれを楽しみたい」という方にとって、GLAMのサージカルステンレスアクセサリーは、間違いなく最良の選択肢の一つになるはずです。もし「錆びるのが怖くて買えない」と迷っているなら、ぜひ一度手に取ってみてください。その手軽さと耐久性に、きっと驚くと思いますよ。

※本記事の情報は一般的な素材特性および筆者のリサーチに基づいた見解です。製品の仕様変更なども考えられますので、正確な情報は必ず各ブランドの公式サイトをご確認ください。また、アレルギー反応や使用感には個人差があるため、最終的な判断は専門家にご相談ください。

 

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